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ginkgo / ギンコー・ジャパニーズブレンデッドモルト

今回はある意味画期的なウイスキーを紹介します。
ginkgo / ギンコー
日本の幾つかの蒸留所のモルトをヴァッティングしたものですが、発売元のベンチャー・ウイスキー社ではブレンデッド・モルトという言い方をしています。

今ウイスキー界で注目のこの会社は、埼玉の秩父で東亜酒造を経営していた肥土伊知郎氏が蒸留所閉鎖時の在庫を元に立ち上げた会社です。

東亜酒造時代はブレンデッド・ウイスキーの「ゴールデン・ホース」や、REMEMBERでも一時期扱っていたシングル・モルト「秩父」などの製品がありましたが、マイナーな地ウイスキーに過ぎませんでした。

しかし2004年にベンチャー・ウイスキー社を立ち上げてからは、ウイスキー作りへの情熱を持って、自らの名前を冠した「イチローズ・モルト」のブランドで意欲的にユニークな製品をリリースしています。

そんな中、今回紹介する「ginkgo/ギンコー」は東亜酒造の羽生蒸留所の他、日本の優秀なウイスキーを海外にも紹介したいという想いを理解され、名前を出さない条件付ながら幾つかの蒸留所の原酒を手に入れて6千本のみ造られた、今までの日本のウイスキーの流通構造からは考えられない製品です。

味も今までのヴァッテッド・モルトにありがちな凡庸さはなく、シトラスの香りや、非常に滑らかな口当たりながらイングリッシュティーの中にスモーキーさを感じます。

ちなみにギンコーとは銀杏の意味だそうです。

ショット 800円
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テーマ:モルト - ジャンル:グルメ

  1. 2008/02/26(火) 22:38:58|
  2. モルト
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25th Annual Grammy Awards【1983】  第25回グラミー賞授賞式

またまたグラミーで、77年からの途中を見ていませんが、80年代になってからでしょうか、司会がジョン・デンバーに替わっています。 彼は、映画「アルマゲドン」で使われたコアーズの「Leaving on a Jet Plane/悲しみのジェット・プレーン」、日本でもアニメ映画で使われたオリヴィア・ニュートン-ジョンの「Take Me Home, Country Roads/故郷へ帰りたい」、米コロラドの州歌にもなった「Rocky Mountain High/ロッキー・マウンテン・ハイ」などの原曲を歌い、作った人ですね。

記念すべき25回目のオープニングは豪華です。
広いステージに4台のグランド・ピアノを並べ、レイ、チャールズ、カウント・ベイシー、ジェリー・リー・ルイス、リトル・リチャードの4人が競演します。

そして歌も映画もヒットした「愛と青春の旅立ち」、勿論ジェニファー・ウォーンズ&ジョー・コッカーが登場して歌います。
懐かしの映像を流していると、「わぁ~!若い!・・・」といったような声が聞かれますが、ジョー・コッカーの60年代から最近の姿まで見ている私としては、この声、この手振り、このいかにも飲兵衛風なオヤジの顔、あぁ~ジョー・コッカーだぁ~!という感じです。

デュオ/グループのカントリー・ヴォーカル賞のアラバマの演奏に続き、往年のミュージカル・スター、リナ・ホーン(知らない人ですが)が歌います。

グラミーが始まって四半世紀という事で、今回はその歴史を振り返るパフォーマンスやシーンが多く盛り込まれています。

自身の経歴とグラミーの歴史が重なるかのような活躍をしてきたカントリー界の大御所、ケニー・ロジャースも過去の受賞者の演奏シーンをバックに、音楽への熱い想いを込めつつしみじみと歌ってくれます。

そして新人賞部門でも、偉大なるオーストラリアの2発屋!メン・アット・ワークが「Down Under/ダウン・アンダー」を歌います。
新人賞のプレゼンターは、「新人だけでなく、これは未来のスター達のための賞で、そのリストにはトム・ジョーンズ、ベット・ミドラー、ビートルズ、ナタリー・コールなど目をみはる人達ばかりです。 今年リストに加わるのは・・・」 と言って最優秀新人賞がメン・アット・ワークである事を告げました。
さて彼らは新人賞のリストには加わりましたが、“未来のスター達”のリストにも加わったのでしょうか・・・?

また歴史を感じさせる人が出てきます。 故郷テキサスからの中継でウイリー・ネルソンが「You were always on my mind/オールウェイズ・オン・マイ・マインド」をしっとりと歌います。  この曲は60年代初期に3人のソングライターが書いた曲を女性歌手が歌ったのがオリジナルの筈ですが、誰でしたっけ?・・・ ネットで調べてもウイリー・ネルソンの他は、エルヴィス・プレスリーとペット・ショップ・ボーイズが出てくるだけで、エルヴィスがオリジナルと思っている人が多いようです。
ちなみにREMEMBERでは3つとも映像で見る事が出来ます。

続いて登場するハーヴィ&ムーングロウズも素晴らしいコーラスを聴かせてくれます。
50年代に活躍したヴォーカル・グループで、嘗てマーヴィン・ゲイも少しの間在籍していたようですが、映像で見るのは初めてなのでここで登場するのがオリジナル・メンバーなのかどうか・・・?
でも歳をとって多少かすれつつも、嘗てはしっとりしたテナー・ヴォイスであった事を想像させるリード・ヴォーカリスト、そして2枚看板のもう一人、ハーヴィ・クーファと思われる非常に渋いバリトン・ヴォイスのセリフ?・・・、これは今回のステージの為に20年ぶりに結集したのかもしれませんね。

貫禄も出てきたグラディス・ナイト&ピップスはモータウンの代表として紹介され、相変らずの歌いっぷりで聴かせてくれます。  ~ん、やっぱ上手い!

更には70年代にモータウン・サウンドを受け継ぐスピナーズが、聴き覚えのある曲を歌ってくれます。
あ、この人達の曲だったんだ・・・という感じです。

もう一人、モータウンで活躍したマーヴィン・ゲイが情感たっぷりに「Sexual Healing/セクシャル・ヒーリング」を歌い上げます。

一転してオペラの世界ですが、この部門で11回も受賞している、レオンティーン・プライスがプッチーニの「トスカ」からソプラノ・アリアを歌います。 すみません、全然知らない人です・・・。

更に女性ヴォーカルで、ポップとロックの2部門でノミネートされているリンダ・ロンシュタットが「Get Closer/ゲット・クローサー」をロック部門を意識してか、声を少し荒げて力強く歌います。
年代を追うごとに音楽のスタイルも、ファッション・スタイルや体型も男も変えてきた彼女ですが、この頃ってこんなだったかなぁ・・・?

25周年という事でグラミーの歴史を振り返るシーンの多い今回ですが、司会者でも70年代に活躍したアンディー・ウイリアムズの名司会ぶりのシーンが紹介された後本人が登場し、74年から新設された、グラミー以前の作品に対する殿堂入りが発表されます。

アメリカならではのカントリーやゴスペル部門では、やはり保守層の支持が多いという事でしょうか、大御所が強いです。
カントリーのビル・モンロー、ゴスペル部門で25年間グラミーの候補となり続けているザ・マスターズ・ファイヴ、どちらも知らない曲ですが貫禄と実力を見せてくれます。

1977年にグラミーを受賞した、カントリー系のクリスタル・ゲイルは彼女ならではのジャズやブルースのテイストを盛り込んだ織り込んだ曲を、彼女ならではの超ロング・ヘアをなびかせながら歌います。

エミルー・ハリスのバック・バンドをやっていたリッキー・スキャッグスも知らない曲を歌います。
余談ですが「Country Love Songs」というLDの中に、このエミルーがリードを取り、ドリ・パートンとリンダ・ロンシュタットがハモる「To Know Him is To Love Him/つのる想い」があります。
1987年の共演アルバムからの曲のビデオクリップですが、この頃のエミルーは所々微妙に消え入りそうな危うさと、かすかなハスキーさを伴いながらも澄み切った声で、何ともいえない艶っぽさを感じさせてくれました。

ところでこの邦題で「つのる想い」という曲は元々は「会ったとたんに一目ぼれ」という邦題であのフィル・スペクターが16歳の時に書いて、自ら結成したテディ・ベアーズが歌い、1958年に全米1位となった曲ですね。

ソロの最優秀ジャズ器楽賞候補として、60年代、70年代にも受賞している帝王マイルスの登場です。
「We Want Miles/ウィ・ワント・マイルス」を演奏した後、最優秀賞発表で彼の名前が読まれます。
ファッションにも非常に気を遣っているマイルスの演奏は、1985年のカナダ、モントリオール・ジャズ・フェスでのLDでも見る事が出来ます。 そういえばマイルスは時々後ろを向くシーンがあるのですが、「このジャケットの背中のデザインも見てくれ!」という事でしょうか・・・

ジャズ部門のプレゼンターとして登場する、エラ・フィッツジェラルドとマンハッタン・トランスファーが素晴らしいハーモニーとスキャットを聴かせてくれます。
スピーチ台の前で、分厚いレンズの眼鏡をかけたエラおばさんをマンハッタン・トランスファーが囲んで繰り広げるそのパフォーマンスは、とても発表の“ついで”という次元ではありません。 まあ、どれも“ついで”なんかじゃないんですけどね・・・、すみません。

エラおばさんも全盛期をとうに過ぎているけれど、どうしてどうして・・・まだまだ・・・って感じです。
マンハッタン・トランスファーも流石に脂の乗っている時期の実力派! こういう設定でも一分の隙もないハーモニーを聴かせてくれます。
この人達のリクエストで「トワイライト・ゾーン」を言われる事が多いのですが、この曲で彼らを評価されるのは寂しい限りです。

REMEMBERには1986年に来日時の中のサンプラザでのライヴ映像のレーザー・ディスクがあります。 スイングからドゥワップ、モダン・ジャズ、ミュージカル風、ロック調まで、彼らの魅力を余すところなく披露しています。
しかし9800円で買った彼らのLD、DVDになって2千円台で売られているのを見るのも寂しい限りです。

最後の締めは、音楽に変革をもたらした60年代を振り返るべくジョン・デンバーがメドレーで歌い、その最後をジョーン・バエズが「Blowin' In The Wind/風に吹かれて」で継ぎます。

グラミーも回を追うごとに部門も増え、放送時間も長くなり司会も大変でしょう。
ジョン・デンバーさん、お疲れ様です。
私も疲れました・・・。


  1. 2008/02/19(火) 14:06:14|
  2. 音楽
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第19回グラミー賞 (1977)

昨日に続きグラミー賞のDVDです。
2枚目は第19回、1977年の映像です。

司会は73年と同じくアンディー・ウイリアムズで、この期間ずっとやっていたようです。
オープニングはナタリー・コールの「ヘイ・ミスター・メロディー」、ナット・キング・コールの娘として、親の七光り以上の活躍(?)をし、それなりの評価を得ていますが、お父さんの歌を聴いてきた私としては・・・いえ、ナット・キング・コールが凄過ぎるんですね。

まぁそれは兎も角、今回も懐かしの曲から知らない曲までバラエティーに富んでいますが、カントリーやゴスペルなど、米と日本での人気や情報量がかけ離れている部門もあるので仕方ないところですね。

ナタリーの他のパフォーマーは、
* スターランド・ヴォーカル・バンド
* サラ・ヴォーン
* ワイルド・チェリー
* チェット・アトキンス&レス・ポール
* バリー・マニロウ
で、
プレゼンターは
* ポール・ウイリアムス&リンゴ・スター
* ピーター・フランプトン
* オークリッジ・ボーイズ(歌でノミネート曲紹介)
* キャプテン&テニール
* ジャクソンズ(歌でノミネート曲紹介)
* マリリン・マックー&ビリー・デイヴィスJr(歌でノミネート曲紹介)
* ベット・ミドラー
* ポール・サイモン

などですが、リンゴは今回もプレゼンターとして登場していますが、流石役者ですね。
最近俳優としての活躍を聞かないのですが、渋さの増した今こそ良い味が出せそうな気もしますね。

ピーター・フランプトンには演奏して欲しかったけど・・・まあ登場するだけでカッコイイので許しましょう。
でも他のDVDに「ショー・ミー・ザ・ウェイ」の'76の映像がありますのでリクエストして下さい。

ベット・ミドラーの登場シーンもなかなか見ものです。
ポール・サイモンは'73のガーファンクルと同じく淡々と発表します。

そしてプレゼンターではないのですが、アトランタ・サウンドを歌を交えて紹介する、グラディス・ナイト&ピップス。
私の中ではこのディスクの中で最も聴き応えのあるシーンであり、改めてグラディス・ナイトの歌の巧さを感じさせられます。

  1. 2008/02/15(金) 23:50:09|
  2. 音楽
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グラミー賞、その昔・・・

今年もグラミー賞の発表が先日あったようですが、50回にもなるんですね。

流石に最近のミュージシャンは知らない名前が多いのですが、主要3部門を含め5部門受賞のエイミー・ワインハウスは聞き覚えが有ります。
映像も暫く前に観たような気がします。


という訳で、せっかくお客様からリクエスト頂いても「確かあった筈だけど・・・」という事や、無いと言っておきながら何日かして「あ!こんな所に・・・」というケースがよく有ります。

只今スローペースながらリストを制作していますが、限られた作業時間、作業能力の減退、レーザー・ディスク時代と比較にならない程のソフトの増加速度、コンピレーションものやフェスティヴァルものの増加に伴い、ミュージシャンの数だけでも数え切れないほどで、把握しきれない状態になっています。


そんな中で、過去のグラミー賞の映像が幾つかありましたので紹介します。

まずは、1973年、第15回で、アンディー・ウイリアムズが司会をしています。
確かこの前年からTV中継が始まったと思います。

マイク・カーブ・コングリゲーションが、グラミー受賞の歴史を歌で紹介するオープニングですが、このグループ、果たしてどれだけの人が知っているか?
男女15人のコーラス・グループですが、見た事はなくても東京ディズニーランドで彼らの歌を聴いた人は多いと思います。

あの「IT'S A SMALL WORLD」は作詞・作曲こそ別の人ですが、彼らの歌うヴァージョンがディズニーでの公式ソングになるそうです。

リーダーのマイク・カーブは作詞・作曲・歌からプロデュース、レコード会社経営、カリフォルニア州知事と幅広く活躍した人のようです。

その後、ロギンス&メッシーナの「ママはダンスを踊らない」いやぁ懐かしいです。

他に
チャーリー・プライド
スティブル・シンガーズ
ドナ・ファルゴ
マック・デイヴィス
ヘレン・レディー
カーティス・メイフィールド
ドン・マクリーン
ギルバート・オサリヴァン
といった人たちがパフォーマーとして登場し、懐かしの曲から全然知らない曲まで聴かせてくれます。

プレゼンターとしても、フィフス・ディメンション、リンゴ・スター&ハリー・ニルソン、アート・ガーファンクルといったミュージシャンも登場し、フィフス・ディメンションは歌でノミネート曲を紹介し、リンゴとニルソンは息の合ったコンビ振りを見せてくれ、アートは・・・淡々と発表してくれます。

そして司会者ながら歌手であるアンディー・ウイリアムズも、最優秀レコード賞ノミネート曲を歌で紹介してくれます。


簡単に紹介するつもりが、書き出すとついつい長くなってしまう・・・
目が疲れたので、続きはまた明日・・・
  1. 2008/02/14(木) 23:28:47|
  2. 音楽
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ライヴを終えて。

昨夜のライヴは盛況の内、無事に終了しました。
MARTES BROTHERSのお二人、来場いただいたお客様有難うございました。

是非またこのような機会を設けたいと思います。
  1. 2008/02/08(金) 00:14:50|
  2. 音楽
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Liqueur de Cassis de Mouton-Rothschild [ リキュール・ド・カシス・ド・ムートン-ロートシルト]

5大シャトーからのリキュールの紹介です。

1855年のパリ万博の際、ワインの格付けにより1級になった4つのシャトーに加え、1873年に2級からメドック格付け宿命論を超えて1級に昇格し、5大シャトーとしたムートン-ロートシルト。

その品質向上により絶大なる地位を築き上げたシャトー・ムートン-ロートシルトを故フィリップ・ロートシルト男爵から受け継いだ娘のバロンヌ・フィリップ・ロートシルトが、自分の特別なお客様に振舞う為に、自ら所有するブドウ畑、果樹園で収穫した果実だけを使って、オー・ド・ヴィーとリキュールを作っていたそうです。

それは専属の庭師によって丁寧に仕立てられた木に実るカシスから、二度に渡る選別によって選び抜かれた実のみが使用され、シャトー・ムートンから造られたオー・ド・ヴィーの入ったオーク樽で50日間も漬け込まれ、圧縮された珠玉のカシス・リキュール。

そのカシス・リキュールを、本等に価値の判る人に飲んでもらうようにと、シリアル番号入りのボトルに詰め、世界で488本のみ限定販売されました。
Liqueur de Cassis de Mouton-Rothschild
リキュールとしては余りに高額で、仕入れには躊躇いもありましたが、違いの判るREMEMBERのお客様に飲んでいただく為にこの度仕入れました。

価格は、 ワンショット(30ml) 1,800円  
     ハーフショット(15ml) 1,000円 です。

ソーダやジュース等で割る事を前提のクレーム・ド・カシスとはやはり次元が違いました。

私は飲んだ瞬間、何故か全く意識していなかったラパランというラムを思い出しました。
数年前に飲んだラムですから、はっきりした味の記憶はありませんが、飲んだ時の印象、感動が似ていたのかもしれません。

くどい甘さでなく、その上品で深い甘みと旨みからはリキュールとしては高価でも、至福の一時を過ごすには消して高くない事を感じさせてくれます。

  1. 2008/02/05(火) 23:56:50|
  2. リキュール
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プロフィール

REMEMBER

Author:REMEMBER

静岡で1988年よりショットバーREMEMBERを経営する傍ら、2000年よりWeb運営も開始。

2007年よりその一部を本ブログに移行しました。

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